地方移住が頭に浮かんだら考えること

地方移住

はじめまして。
当ブログにお越しいただきありがとうございます。

この記事では40代のサラリーマンが、地方移住を考えるようになったきっかけや、移住するにあたり自分なりに調べたことを記載しています。

なぜ地方移住しようと思うに至ったか

地方移住をしようと思う理由は人それぞれかと思いますが、私の場合は大きく分けて2つあります。

地方移住したい理由は?

就職を期に東北から関東に上京して約20年が経ちました。
その間、転職やなどを含めて色々なことがありましたが、地方移住を考えるに至った理由としては2つあります。

1つは関東でやりたかったことを大体やり終えたことです。
主に趣味が絡むイベントへの参加だったり、やりたかった仕事が該当しますかね。
全て完璧に消化しきったかと言うとそうではないですが、8割ぐらいは達成できたと思うので、自分なりにも満足しています。

もう1つの理由はインターネットの普及です。
上京当時に比べると光回線が出てきて、コロナ化で急速に進んだ働き方の変化の影響は大きいかと思います。
良くも悪くも、リモートワークが世間一般的に知られ場所を選ばない働き方ができるようになったことは移住を考える上での重要なポイントでした。

移住の目的は?

次に、地方へ移住したはいいけれど、移住して何がしたいのか?を考えました。
移住をしたい理由とは別の視点で、何がしたくて移住するのかと言うのは案外はっきりと明確な理由を見いだせないものです。

子育てなど、移住するにあたって明確な理由があるなら良いのですが、悲しいことに独身の私には無関係。
自然の多い土地での農業にも興味はあるものの、本業としてできるほどのスキルは無い。
そんなこんなで迷っている内に浮かんだのが「趣味を活かしてできることは何か?」でした。
趣味の珈琲とカフェ巡りから浮かんだのがカフェの開業。
そこからさらにもう1つ何か欲しいと思って部屋の中にある大量の本を見て行き着いたのがBookCafeです。

ただ、珈琲に詳しいかと言うとそうでもなくて、素人に毛が生えた程度の知識。
カフェ経営に関する知識があるかと言われれば無知。

と、色々考えはしたものの困りましたね…。

まぁでも、実際にカフェ開業に至るかどうかは別として、規模を小さくやり方を工夫して手軽に始めるなら、試す価値はありそうなので移住計画と一緒に進めていこうかと思います。

移住の種類

さて、一言に移住と言っても、いくつか種類があって、それぞれ呼び方が異なることはご存じでしょうか?
移住について調べ始めると、「Iターン」や「Uターン」と言った「〇ターン」、それから2段階移住と言ったような言葉を聞いたり目にしたりすると思いますが、それらについて簡単に記載していきます。

▼Uターン
Uターンは故郷から、進学や就職などで一度都会へ移住した後に、再度故郷に戻る形で移住するケースです。
慣れ親しんだ地域へ移住することになるので、実家に戻るとかであれば、ある意味やり方次第では一番心配事が少ない移住なのかな?と思います。

▼Iターン
Iターンは進学や就職などを期に、故郷から新しい地域へ移住するケースです。
故郷→都会→新天地への移住の場合もIターンに該当します。
都会から知らない土地に引っ越すことを考えると、色々と懸念されることが多いのではないでしょうか。

▼Jターン
Jターンは故郷から都会へ移住した後に、故郷に近い地方都市に移住するケースです。
ある程度の生活の利便性を考慮した場合の選択肢になると思います。
Uターンほどではないですが、故郷に近いという点ではある程度見知った土地で、且つそれなりに発展した都市であれば、それほど抵抗なく移住できるのではないでしょうか。

他にも「Cターン」や「Oターン」など、幾つか新しい呼び名の物も生まれているようなので、参考までに合わせてご紹介いたします。
「Cターン」は子育てを動機とした移住で、「child」の頭文字をとってCターン。
「Oターン」は一度Uターンで地方に移住した人が、仕事や利便性などの影響で再び都市に移住するケースとのことです。

次に2段階移住ですが、2段階移住は、「いきなり田舎暮らしはちょっと…。」という人が、一度希望とする地域の都市部に移住を1ステップとして、慣れたら2ステップとして最終的にその地域の田舎に移住することを目的とした移住の仕方です。
Jターンと似ていますが、少し異なりJターン+Iターンみたいなイメージでしょうか。

移住先をどうするか?

移住の種類を書いたところで、それじゃ「実際の移住先をどこにするか?」という話になりますが、大まかな候補としては、お寺や神社が多い京都や鎌倉、街並みが好きな金沢、それから地域として興味のある福岡や淡路島、Jターンして仙台などが候補としてありますが、現時点では決まっていません。
決めかねているといった方が正しいかもしれません。

1つ自身の中で確定しているのは、Uターンと言う選択肢は無いですね。
となるとIターンで、さらにいきなり田舎での生活も難しいだろうと思うので2段階移住を想定しています。

移住するにあたって不安なことは?

地方移住を行う上で不安なことはいくつかありますが、具体的にどういったことが問題としてあがってくるかを自分なりに考えてみました。

移住先での仕事をどうするか?

移住する上での不安として最も多くの人が抱える問題で、移住した人から聞きたい話としても上位にあがってくるのではないでしょうか?
既に決まっている人にとってはさほど問題にはなりませんが、移住先で探す場合は決まるまでの不安はぬぐえないですよね。

これまでの経験を活かせる仕事があるか、収入が減らないかなどなど、考え出すときりがありません。
1つ手段として考えたのは、フルフレックス、フルリモートワークの企業に転職するということです。
幸いなことに今の勤務先はフルリモートワークなので、働き場所はどこでも良いとされていますが、移住を実行に移せない理由の1つに、半年に1回程度出社が発生するというところがネックです。

フルリモートワークはIT関連の企業に多く、ネットワーク環境の整った地域であればどこでも良く、関東の企業に在籍しながら給料を下げずに家賃の安い地方で仕事ができるという所が最大のメリットです。
一方で、リモートワークの弊害として拘束される時間が長時間になる傾向があることや、オンライン会議上での意思疎通が難しい場合がある、出社を命じられた時に、会社からの距離が遠くなるほどお金と時間がかかるといったようなデメリットもありますね。

家族の同意を得られるか?

次にあがってきそうな問題として、家族の同意が得られるかと言う点です。

独身であれば説得するのは親だけなので、ある意味動きやすいといえば動きやすいですが、既婚者だと相手の同意も必要ですし、さらに子供がいる場合は転校なども考えないといけません。
私の知り合いにも妻の同意が取れずに移住したくとも出来ないという人は実際にいました。

移動手段をどうするか?

都心で暮らしていると数分に一本の間隔で電車が来るのが普通で、外回りの多い職業でもなければ移動に車を使うことも少なく、自転車でもなんとかなる範囲での移動が大半ではないでしょうか。
かという自分もそうで、家から駅までは自転車、駅から会社までは電車。

休日も車が必要なほど遠出することも無いので、運転する機会なんて当の昔に失われ、運転せずにゴールド免許なんてオチが付いてます。

移動手段については2段階移住を考えた理由の1つでもあります。
地方の都市部に移住するにしても絶対に車が必要かどうかは判断に迷いますが、最低限バイクは用意したほうがよさそうです。

失敗したらどうするか?

後ろ向きなことですし、あまり考えたくはないですが、もしものときを考えると外せません。

移住したは良いものの、移住後に周りの環境に馴染めず、都会に戻るという話も少なからず耳にするので、失敗した時のリカバリーをどうするかは事前に考えておかなければいけません。

金銭的な余裕や仕事の伝手があれば、都会へ戻り以前のように生活するのもありかと思いますが、そもそも家賃や子育てを目的に移住した場合本末転倒になってしまいます。

都心ではなかった地元の人との付き合いなども含め懸念となりそうな部分は事前にリストアップしておくべきですね。

移住する前にやっておくべきことは?

最後にこれまでに記載した内容を基に移住する前にやっておくべきことを考えてみました。
私的なことも含まれていますが、③については移住する人にとってはおすすめな情報だと思います。

①普通自動二輪免許を取得する

不安なことで記載した、移動手段の確保が目的です。
車の免許があるので原付でもいいのでは?と言う意見もありますが、あわよくばツーリングという趣味が広がることを視野に入れつつ、最低限バイクによる移動方法が欲しいという所で、時間にお金に余裕が出来たら教習所に通ってみようかと思っています。

②食品衛生管理者の資格を取る

こちらはカフェ運営をする上では欠かせない資格なのと、持っておいて損は無いので移住前に取ってしまいたいですね。
簡単に調べた程度ですが取得の難易度が高くないのは助かりました。

③ふるさと回帰支援センターに足を運ぶ

有楽町にある「ふるさと回帰支援センター」は移住に関してさまざまな情報や地域との関係を深めるための手段としてはうってつけの場所です。
私自身何度か足を運んだことがあり、移住に関して進展があった時は都度都度訪れています。
気になる地域の情報をはじめ地域の人との交流を踏まえたイベントなどの案内もしてもらえるので移住に関して色々と有力な情報を得られます。
予約制で、時間もある程度限られているので気になる地域と、聞きたいことを纏めてから相談に行ってみるのが良いと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか。
地方移住を考えるにあたって懸念事項や、思い当たった内容を書き連ねてみました。
私自身、地方移住へ向けて準備中の段階ではありますが、同じく地方移住をこれから考える方のお役に立てれば幸いです。

次回は2023年9月17日に国際フォーラムで開催された「ふるさと回帰フェア2023」に参加した時の様子を書こうかと思います。

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